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きもの豆知識№9 「小紋のお話し」

小紋というのは本来大紋に対応する言葉で、小さな文様を意味する一般的名称でした。

ところがいつかそれは極めて細かい文様を彫った型紙を用いて布面に片面糊置し、

地染めしてしあげるという特定の染物を指すようになりました。

今日のようにいろいろな柄や色調が生まれたのは明治になって合成染料が使われるように

なってからのことです。