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きもの豆知識№10 「襦袢(じゅばん)のお話し」

襦袢というのはポルトガル語から転訛した言葉です。

鎌倉時代には丈の短い袖なしの一種の胴着のようなものでした。当時肌着とされていたのは

丈の短い半襦袢であったようです。もっともこの半襦袢はその後長く用いられており、

今日とは逆に長襦袢より一般的なものであったようです。

半襦袢と裾除けが一緒になったものが長襦袢だといわれています。

<用語解説>

裾除け・・・長襦袢の下に着る巻きスカートのようなもの

半襦袢・・・上半身のみの襦袢